さいたま市議会、昨年度決算議案を不認定 トリエン問題で紛糾 さいたま市議会の9月定例会は最終日の4日、計約9億8千万円の一般会計補正予算案など32議案を可決・認定などする一方、昨年度の一般・特別会計決算議案は、国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016」に伴う職員の時間外長時間勤務に自民などが反発し、不認定となった。
9月議会は本来10月21日が最終日とされていたが、同芸術祭の問題をめぐり清水勇人市長への緊急質問が行われるなどして紛糾、4日まで延長となっていた。
また、2日に続き行われた市議会総合政策委員会では、同芸術祭の委託業者スタッフの雇用関係の一部が契約に違反している恐れがあることが判明。委員会は芸術祭実行委員会に業者への契約金残額支払い猶予や、加藤種男総合アドバイザーの参考人招致などを求めた。18日にも同委が開催され、実行委から対応について報告が行われる。
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