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さいたま市 本庁舎整備 移転検討、本格的に始動 予定地の議論「新都心」推す声も (2017年1月29日 毎日新聞)

さいたま市本庁舎整備 移転検討、本格的に始動 予定地の議論「新都心」推す声も /埼玉

 さいたま市長の諮問機関「本庁舎整備審議会」は、浦和区にある現市役所の移転について本格的な検討に入り、委員からは「さいたま新都心周辺」への移転を推す声が相次いだ。“市の顔”とも言える市役所は2001年の3市合併の際に「当分の間」旧浦和市役所に置かれたきり、浦和・大宮間などの地域対立の火種になり得るとの懸念もあり、移転議論が進んでこなかった。合併から17年目となる今年、長年の懸案が前進するのか注目される。【奥山はるな】

 00年9月、浦和、大宮、与野の旧3市が交わした合併協定書には、「新市の事務所の位置は、当分の間、現在の浦和市役所の位置とする」「将来の新市の事務所の位置については、さいたま新都心周辺地域が望ましいとの意見を踏まえ(中略)検討するものとする」と記された。

 この記述に基づき、合併翌年には庁内検討会議、08年には整備検討委員会が設置され、「庁舎のあり方」などを市長に提言。12年に現在の審議会の形となり、2、3カ月に1度のペースで会議を開き、昨年度末に新しい市役所の規模や位置、整備の進め方の指針となる「中間整理(案)」をまとめた。

 移転先の具体的な議論が始まったのは、今月20日の審議会。議論の参考として、「大宮駅周辺・さいたま新都心周辺地区」「浦和駅周辺地区」を2大都心と位置づけた「将来都市構造図」や地形図、公共施設の位置図などが配られた。この日は25人中17人の委員が出席し、少なくとも3人が「さいたま新都心」について「交通の利便性が良く、他の官公庁に近い」「ある程度、候補として良いのではないか」「一番議論しやすい場所」などと推した。一方で議論に時間がかかっていることから「(今になって)果たして候補地(と言える場所が)があるのか」と疑義を呈する声もあった。

 審議会では今後、市内の人口分布や交通関係のデータも踏まえ、移転先について一定の結論を出す方針。市長への答申期限は未定という。
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さいたまトリエンナーレ 職員長時間残業 市、是正へ (2016年10月13日 毎日新聞)

さいたまトリエンナーレ
職員長時間残業 市、是正へ /埼玉


 さいたま市で開催中の国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016」の担当職員の残業時間が月平均126時間に上ることが分かった。12日の市議会決算特別委員会で市側が明らかにした。清水勇人市長は「職員の生活、一生を左右する極めて深刻な問題。関係職員の時間外勤務については必ず縮減させたい」と述べ、人員配置の見直しや民間委託を進める方針を示した。

 市によると、トリエンナーレを担当する文化振興課トリエンナーレ係は、常勤10人、再任用1人の計11人。常勤職員の残業時間は、昨年度で月平均102時間だったため、今年度は常勤を3人増やしたが、土日のイベントも多く、4〜8月の残業時間が同126時間に増えてしまったという。【奥山はるな】

さいたまトリエンナーレ あす開幕 日常に「アート」 来場目標30万人 市民への浸透、鍵に 12月まで (2016年9月23日 毎日新聞)

さいたまトリエンナーレ
あす開幕 日常に「アート」 来場目標30万人 市民への浸透、鍵に 12月まで /埼玉


 さいたま市などの実行委員会による国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016」が24日、開幕する。国内外のアーティスト34組が街角や電車内などでアートやダンス、演劇を披露し、参加型のプロジェクトも多く予定されている。しかし開催直前になっても盛り上がりに欠けるとの指摘もあり、今後の市民への浸透が成功への鍵を握りそうだ。【奥山はるな】

 開催期間は12月11日までの79日間。多くの作品は街角に展示され、無料で楽しめる。美術館とは異なり、日常の中にアートを出現させることで、ありふれた風景を新鮮にみせる効果も狙っている。

 同市南区の別所沼公園には、日比野克彦氏による「種は船プロジェクト」の一環として、朝顔の種をかたどった二つの船が浮かぶ。公園から南に延びる桜並木を歩くと、JR埼京線沿いにスーツを着た巨大な人形が横たわる。これは、同線の通勤ラッシュに驚いたラトビア出身のアイガルス・ビクシェ氏が、サラリーマンにエールを送ろうと制作したといい、「さいたまビジネスマン」と名付けられている。

 さいたまトリエンナーレ2016のディレクター、芹沢高志氏は「つまらないと思っていた日常の見慣れた事柄や風景が、突如キラキラと輝き始める。あるいは憧れの対象が、ただのぬいぐるみであったことを知る。アートとは心の姿勢に働きかけるものです」と今回の企画の意義を語る。

 トリエンナーレはイタリア語で「3年に1度」の意味で、国際美術展の名称として世界的に浸透している。日本では2000年ごろから行われ始め、地域の特色の再発見や観光客誘致につながることから全国に広まった。

 さいたま市では12年に施行した文化芸術都市創造条例の象徴としてトリエンナーレを企画。開催期間中に30万人の来場者を呼び込むことを目指し、22億円の経済効果を見込む。

 一方、昨年12月の市議会では公費で負担する事業費が約7億円に上ることが問題視されて減額修正されたうえ、周知も十分とは言えない。市は事業費の足しにするため、昨年12月から今年3月、インターネット上で寄付を募ったが、目標額の1000万円に対し56万円にとどまった。

伊奈町長選 町長に大島氏 現職の長男・野川氏破る(2016年4月25日 毎日新聞)

選挙
伊奈町長選 町長に大島氏 現職の長男・野川氏破る /埼玉

 任期満了に伴う伊奈町長選が24日投開票され、無所属新人の元町観光協会専務理事、大島清氏(67)が、無所属新人の石油販売会社社長、野川英和氏(46)を破り、初当選を決めた。投票率は過去最低だった前回の34・85%を上回る37・57%。当日有権者数は3万3991人(男1万6990人、女1万7001人)だった。

 大島氏は「民間感覚で新しい町づくり」を主張。自民、民進の推薦を受けて手堅い選挙戦を展開した。中学校のPTA会長や警察署の協議会長などを務めた経験から「地域貢献の活動実績を町政に生かす」と強調し、高校生までの医療費無料化や高齢者向けの運動教室の設置を訴え、幅広い支持を得た。

 一方、野川和好・現町長(68)の長男の野川氏は「現町政の継続」を掲げて若さをアピールしたが、及ばなかった。【鈴木梢】
伊奈町長選開票結果=選管最終発表

当 8887 大島清 67 無新

  3678 野川英和 46 無新
伊奈町長略歴

大島清(おおしま・きよし) 67 無新(1)

 [元]町観光協会専務理事[歴]町商工会事務局長▽上尾高

さいたま市 16年度予算案 一般会計4689億円 過去最大 子育て、教育重点 /埼玉(2016年1月31日 毎日新聞)


さいたま市 16年度予算案 一般会計4689億円 過去最大 子育て、教育重点

 さいたま市は29日、2016年度の当初予算案を発表した。一般会計は約4689億円で前年度当初予算比2・8%増(約129億円増)で過去最大となっ た。特別会計などを含む全会計でも前年度当初予算比1・4%増(約128億円増)の約9136億円で過去最大。子育て支援や教育に重点を置いた。市は2月 2日開会の定例市議会に提出する。

 清水勇人市長は記者会見で「今回は私にとって、とりわけ思い入れの強い予算。待機児童ゼロを目指す保育所整備や小学1年生から学校で英語を学べる『グローバル・スタディ』の導入など、市が持続可能な発展を目指すうえで積極的な予算を組めた」と語った。


 歳入では、人口流入による個人市民税の約16億円増など市税全体で約36億円の増加を見込み、歳出では、教育▽環境▽健康・スポーツ▽子育て支援▽安心・安全−−を重要分野とした。


 具体的には、認可保育所などの定員を約1300人増やすなど待機児童ゼロを目指す事業に約34億8900万円、「市子ども総合センター(仮称)」整備事業に約18億2900万円を配分。不妊治療など妊娠出産の支援事業に約2億9600万円を計上した。


 また、外国語指導助手(ALT)らを活用し国際的な人材を育成する「グローバル・スタディ科」の授業を市立の全小中学校で実施する事業に約3億7700万円、今秋に初めて開催する美術祭「さいたまトリエンナーレ」事業には約5億3600万円を手当てした。


 さらに、さいたま市が東日本の交通の結節点に立地するという利点を生かし、都市連携での地方創生を目指す「つながろう東日本プロジェクト」や大宮駅周辺の開発支援事業に約11億6400万円を計上した。【木村敦彦】




 ◆さいたま市・16年度の主な新規・拡大事業と予算額


認可保育所定員増などの待機児童対策 34億8900万円


大宮駅周辺の開発事業        11億2800万円


さいたまトリエンナーレの開催     5億3600万円


新規英語教育の実施          3億7700万円


不妊治療など妊娠出産の包括支援    2億9600万円


つながろう東日本プロジェクト       3600万円


 ※予算額の100万円未満は四捨五入

プロフィール

HN:
五代目
性別:
非公開

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