さいたまトリエンナーレ
職員長時間残業 市、是正へ /埼玉 さいたま市で開催中の国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ2016」の担当職員の残業時間が月平均126時間に上ることが分かった。12日の市議会決算特別委員会で市側が明らかにした。清水勇人市長は「職員の生活、一生を左右する極めて深刻な問題。関係職員の時間外勤務については必ず縮減させたい」と述べ、人員配置の見直しや民間委託を進める方針を示した。
市によると、トリエンナーレを担当する文化振興課トリエンナーレ係は、常勤10人、再任用1人の計11人。常勤職員の残業時間は、昨年度で月平均102時間だったため、今年度は常勤を3人増やしたが、土日のイベントも多く、4〜8月の残業時間が同126時間に増えてしまったという。【奥山はるな】
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