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さいたま市、新都心-浦和美園に新型バス導入検討(2016年2月9日 日本経済新聞)

さいたま市、新都心-浦和美園に新型バス導入検討
 さいたま市は8日、さいたま新都心と浦和美園地区を結ぶバス高速輸送システム(BRT)の導入を検討することを表明した。両地区に2020年東京五輪の競技会場があり、大会期間中の観客輸送策としての実現可能性を探る。東京五輪に備えた庁内横断組織で議論する予定だ。

 開会中の市議会2月定例会で、中山欽哉市議(自民党)の代表質問で市側が明らかにした。

 中山市議は02年のサッカーワールドカップでは埼玉スタジアムのある浦和美園地区と新都心を結ぶシャトルバスが運行されたが、大会後に引き継がれる都市基盤にならなかったと指摘。将来的なまちづくりに寄与する五輪関連施策として、両地区を結ぶ公共交通機関を検討する場を設けるよう提案した。

 これに対し、遠藤秀一副市長はインフラ整備には施設維持の課題が残るものの、五輪終了後を見据えて「新都心と浦和美園間をBRTなどの公共交通機関でつなげることは有益な大会レガシーになりうる」と答弁。五輪開催に向けた全庁的な組織「東京オリンピック・パラリンピック競技大会さいたま市推進本部」で、具体的に検討する見通しを明らかにした。

 直線距離が約8キロの大宮・さいたま新都心と浦和美園地区を結ぶ交通網を巡っては、00年の国の運輸政策審議会で「今後整備について検討すべき路線」に位置付けられている。市は同区間の交通網を「東西交通大宮ルート」と名付け、LRT(次世代路面電車)を検討してきた経緯がある。

 8日の市議会代表質問では、鶴崎敏康市議(自民)がLRTの検討状況を質問。清水勇人市長が「東西交通大宮ルートはLRTなどコンパクトな交通システムが有効で、LRTを前提に検討する」と答弁した。

 国の交通政策審議会は鉄道整備の優先度を示す15年ぶりの答申を15年度中にもまとめる見通しだ。市は同審議会の答申を踏まえ、LRTの整備を引き続き検討する。

 これと合わせて、東京五輪の大会期間中の会場間輸送ルートとしてのBRTの実現可能性も探っていく。
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