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千葉・大多喜町、ふるさと納税の人気返礼品「感謝券」を見直し(2016年3月5日 日本経済新聞)

千葉・大多喜町、ふるさと納税の人気返礼品「感謝券」を見直し
 ふるさと納税の寄付額で全国有数の千葉県大多喜町は、返礼品として人気の高い「ふるさと感謝券」の内容を見直した。従来は1万円の寄付に対して7千円分の感謝券を返礼していたが、6千円に引き下げ、上限も設けた。返礼率の高さからネットオークションでの転売が盛んになり、総務省からも見直しを求められたため改善する。

 感謝券は額面千円で、町内の飲食店や宿泊施設で利用できる。返礼の上限は1回の寄付につき6万円分とした。インターネットの申し込みサイトに転売禁止を表記したほか、4月から感謝券にも転売禁止と印刷し、利用者の自粛を促す。

 大多喜町は2014年12月に返礼を始めたことから寄付が急増。15年のふるさと納税の寄付は約15億2800万円となった。ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」によると、自治体別で県内トップ、全国でも13位だった。

 人気の理由が感謝券だ。返礼率の高さに加え、町内の店のネット通販でも利用できることから人気に火がついた。ほとんどの寄付者が感謝券を選び、ネットオークションでは額面の7割程度で売買されるようになった。

 総務省は昨年4月、ふるさと納税の返礼について節度ある対応をするよう全国の自治体に求めた。大多喜町は今年2月にも「感謝券は換金性が高いのではないか」と県を通じて指摘され、対応策を検討していた。見直しは3月1日から実施し、ネットへの出品が減るなどの効果が出始めているという。

 大多喜町の15年度当初予算(一般会計)は約43億円で、町税収入は10億3900万円。返礼分を除いてもふるさと納税の寄付は大きい。対策により影響が出る可能性もあるが「感謝券は地元で使ってもらうのが趣旨。見直しで転売抑制に取り組みたい」(企画財政課)と話している。
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