さいたま市大宮区の大宮駅東口で計画されている大門町2丁目中地区(約1・4ヘクタール)の再開発で、建設予定の複合ビルに大栄 不動産(本社・東京都中央区)の参加が固まったことが12日、分かった。同日行われたさいたま市長定例記者会見で、清水勇人市長が明らかにした。
複合ビルでは入居を予定していたNHKさいたま放送局(浦和区)が、2月までに移転を辞退。大栄不動産の参入は、13日に開かれる再開発準備組合の総会で内定する見通し。
大栄不動産はNHKが入る見込みとなっていた東棟(10階建て、高さ約60メートル)の1~3階部分(約5900平方メートル)を買い取り、テナント募集などで商業施設を誘致する。
市も地権者として計画に加わっていることから、清水市長は「大宮区役所の移転と並ぶ、大宮駅東口再開発のリーディングプロジェクト。ようやく大きく前進することになりそうだ」と期待した。
複合ビルは東棟のほか、オフィスを中心とした西棟(18階建て、高さ約90メートル)などから成り、市民会館おおみやが同区下町 から移転予定。再開発準備組合は13日の総会で、再開発組合への移行も承認する見通し。手続きが順調に進めば、市は3月中にも再開発組合の設立を認可す る。
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