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さいたま市 外国人客にSIM配布(2015年7月1日 読売新聞)

さいたま市
外国人客にSIM配布
10日から無料で 観光情報発信狙う


 さいたま市は7月10日から、スマートフォンやタブレット端末に差し込めば、国内でインターネット通信ができる「SIMカード」計2000枚を用意し、市内を訪れた外国人旅行客に無料で配布する。2020年東京五輪・パラリンピックを前に、「盆栽」や「鉄道」など外国人に人気のある同市の観光資源を、インターネットを使ってソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などで発信してもらい、外国人観光客を増やすのが目的だ。
 SIMカードは、スマホなど通信端末の利用者を識別するため、電話番号やメールアドレスなどの情報を記録できる小型のⅠCカード。端末に挿入すれば、海外で購入したスマホでも、国内で手軽にインターネットに接続できる。
 観光庁の2011年調査では、外国人旅行客の不満として最も多かったのが「無料の公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の不足」だった。ただ、Wi-Fiの整備は設備費がかさむ上、接続できる場所が限られる。このため、同市は場所を選ばずに接続できるSIMカードを提供することにした。自治体の取り組みとしては、静岡県が静岡空港で外国人向けに販売したケースがあるが、総務省によると、無料配布は珍しいという。
 旅行客かどうかの判別にはパスポートを活用。同市内の5宿泊施設や旅行会社を通して、5か国語の説明書やアンケートとともに配布する。使用できるのは30日間。3ギガ・バイトの通信容量があるが、データ通信のみで、電話回線には対応していない。
 事業費は1000万円で、国の地方創生交付金などを活用しており、SIMカード配布による宿泊者数や観光ツアー誘致件数の変化を調べ、事業としての効果を検証する。
 県の推計では、14年に県内を訪れた外国人旅行客は24万1000人と前年比で5割近く増えている。ただ、都道府県別の訪問率で県内はわずか1・8%にとどまっており、首都圏の中で、東京(51・4%)、神奈川(12・3%)、千葉(11・7%)に大きな差をつけられている。
 市観光国際課は「東京五輪・パラリンピックに向けて外国人観光客を市内に呼び込み、消費の拡大につなげたい」としている。
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