第3回さいたま国際マラソン 県民ランナー枠 倍増 11月開催 市民枠は制限撤廃 第3回さいたま国際マラソン(日本陸上競技連盟、県、さいたま市、読売新聞社、日本テレビ放送網主催)の開催は、11月11、12日に決まった。今回は、一般フルマラソンの部でこれまで設けられていたさいたま市民優先枠の人数制限が撤廃され、県民優先枠も拡大。県民や市民がより参加しやすくなった。(米山理紗)
折り返し地点を変更
トップ級の女子選手が出場する代表チャレンジャーの部と、一般フルマラソンの部は同月12日に行われる。コースの一部は道路工事のため変更。昨年は20キロ地点付近に設けられていた折り返し地点が、30キロ地点手前に変更された。
子どもから大人まで参加できる「ファンラン」は、さいたま市浦和区の駒場運動公園で同月11日(8キロの部は12日、さいたまスーパーアリーナ―同公園)に開催。小中学生、親子向けの各部(各1・5キロ)、車いすの部(小学生以上の車いす常用者、1キロ)がある。このほか、昨年大会の「リレーマラソン」を発展させ、2~6人のチームが1・2キロの周回コースでたすきをつないで何周できるかを競う「2時間チームラン」も行われる。
一般フルマラソンの部は、3000人と定められていたさいたま市民優先枠の人数制限がなくなり、5月10日午前10時から14日までの受付期間中は何人でも申し込める。県民優先枠は昨年の500人から1000人に倍増した。
フルマラソンの部の一般枠と、ファンラン各部の申し込みは同月22日午前10時から大会ホームページで受け付ける。
日本陸連の横川浩会長は「第1回、第2回と経験を積み、日本を代表する大会になった」と述べ、昨年、一般フルマラソンの部で完走した清水勇人市長は「市民優先枠は人数制限がなくなり、県民優先枠も広がったので、より多くの人に楽しんでほしい」と話した。
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りそなグループ(東京都江東区)は24日、今年もさいたま国際マラソンで特別協賛すると発表した。傘下の埼玉りそな銀行は、大会に向けて店頭などでPRするほか、ランナーのゼッケンやスタート・ゴール地点などに社名やグループのロゴを掲載する。
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