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政務活動費を問う4 車リース 交通費6割(2017年8月16日 朝日新聞デジタル)

政務活動費を問う4 車リース 交通費6割

◇高級車に乗り月10万円超も

 県から県議1人に月50万円支給される政務活動費(政活費)から、毎月10万円前後を車のリース代で支払う県議がいる。車の購入代には政活費は使えない。

 自民党県議団、民進党・無所属の会、公明党県議団、共産党県議団の「交通費」の領収書などをみると、リースする県議は、自民ログイン前の続きが不正受給疑惑で議員辞職した沢田力氏を含め33人、公明が7人の計40人41台。自民の小島信昭議員団長が本人用と事務所用の2台をリースし、いずれも半額を政活費で支払う。民進と共産はゼロだった。

 リースは車種の限定や月額上限はなく、車を政務活動に使う割合に応じて政活費で支払う割合が変わる。その割合は自己申告で、県議によって50~100%と幅がある。2016年度に自公が政活費で支払ったリース代は年約2540万円。これは、全会派で使った交通費約4148万円からみても約6割も占める。

 リース代上位2人はトヨタ自動車の高級車レクサス。小鹿野町など4町1村が選挙区の岩崎宏県議(自民)は「選挙区が広く、車での移動が多いので安全性が高い車を選んだ。地元商工会の活動でも使うので、政活費からは余裕を持って75%分を支払っている」と話す。羽生市が選挙区の諸井真英県議(自民)も「車に乗る時間が長い。事故に遭ったことがあり、3年前に安全装備を重視して選んだ結果だ」と話す。

 リース代は契約期間が短いと高く、長いと安くなる。日産自動車のエルグランドを3年でリースする朝霞市の神谷大輔県議(自民)は「自分の車もあり、公私は分けている。リースは解約が難しく、落選の可能性も考え次の選挙の前までとしたら高くなった」と話す。逆に、レクサスを7年でリースし、月約7万6千円を払う斉藤邦明県議(自民)は「リース料を下げるために長くした。仮に落選しても支払う」。

 民進は車のリースに政活費を使っていないが、整備費には使う。トヨタのカローラに乗る熊谷市が選挙区の田並尚明県議は昨年5月、車検の整備費や自動車重量税の約10万7千円のうち7割を政活費から支払った。さいたま市南区の木村勇夫県議は昨年4、5月にスズキのエブリイとトヨタのノアの車検をして、7割を政活費で支払った。オイルやブレーキパッドの交換や、自動車税を政活費で支払う県議もいる。自公の県議が政活費で支払うリース代には、こうした車の諸費用も含まれている。

 車のリースは、民進の浅野目義英団長は「いいのではとの意見もあるが、誰もやっていない」。共産の柳下礼子団長は「高額で政活費をあてるべきではない」と、考え方に違いがある。
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