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鉄道博物館、子供向け施設充実 27日一部改装開業 (2017年4月27日 日本経済新聞)

鉄道博物館、子供向け施設充実 27日一部改装開業

 鉄道博物館(さいたま市)の新たな教育展示施設「科学ステーション」と「キッズプラザ」が27日、オープンする。本館の一部を改装し、鉄道の仕組みを科学的に学べる実物展示や体験装置を充実。学校の授業などでも利用できるようにした。鉄道をモチーフにした遊び場には、子供を見守りながら保護者がくつろげるカフェも併設。首都圏を中心に、多くの家族連れの利用を見込む。

 2018年夏の新館開業に向けたリニューアルの一環。鉄道職員の仕事の体験をしたり、車両の仕組みを知ったりできた本館の「ラーニングゾーン」を衣替えした。

 本館2、3階の科学ステーションでは、大画面の前に展示された本物の車輪やパンタグラフがまず目を引く。実物と映像を組み合わせ「なぜ鉄の車輪とレールを使うのか」「なぜぶつからずに走れるのか」など、鉄道の基礎知識を学べる。

 ほかに9カ所の「実験・体験展示」も設置。レールに数種類の小型車輪を転がして脱線しない仕組みを学んだり、シミュレーターで模擬路線を運転しながら保安システムを体験したりできる。小学3~5年生を中心に、学校の授業での利用も呼びかける。

 1階のキッズプラザは幼い子供向けだ。水玉模様の103系車両で駅員や車掌の「ごっこ遊び」をしたり、壁のホワイトボードに電車の絵を書いたりして楽しめる。E6系新幹線をモチーフとした長さ約5メートルの大型「プラレール」が存在感を示す一画では、子供が鉄道玩具で自由に遊べるスペースも設けた。

 オリジナルのハンバーガーなどが買える「キッズカフェ」も併設した。席からキッズプラザ全体が見渡せるため、子供を遊ばせながら保護者が安心してくつろげる。

 鉄道博物館は10月に開館10周年を迎えるのを機に、改装と新館建築を進めている。18年夏の新館開業に先立ち、7月には人気の「鉄道ジオラマ」も新装オープンする予定。同館は現在、休日の多い日で1日5000人以上が来館しており、相次ぐ改装で集客をさらに増やしたい考えだ。

 大信田尚樹館長は25日に館内で開いた記念式典で「鉄道が多くのサービスと技術で成り立っている姿を見せることがリニューアルのテーマだ。楽しみにしてほしい」と語った。
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