[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
さいたま市の清水勇人市長は21日の定例会見で、新幹線沿線自治体の連携強化を目的に、市内で10月に市長会議などの開催を計画していることを明らかにした。
「(仮称)東日本連携・創生フォーラムさいたま」と題した新たな企画は、清水市長が提案した。
今年3月に北陸新幹線が金沢駅まで延伸開業し、来年3月には北海道新幹線も開業する予定。さいたま市の玄関口でもある大宮駅(同市大宮区)が東日本の新幹線網の結節点としての重要性を増していくため、沿線自治体が主に経済、観光分野で協力体制を築くことを目指す。
市経済政策課によると、市は今年3月から、北海道、東北、北陸、上越の各地方の中核となる都市を中心とした15市に参加を呼び掛け。既に7市が出席の意向を示しているという。
10月26日に大宮区内で市長会議と交流会を開催。同31日には大宮駅周辺で、各地の名産や観光資源などをPRするイベントを実施する方向で準備を進めている。
清水市長は「今後の人口減少社会や、東京に集中しがちな状況を打破していくために、(新幹線沿線)地域の連携をもっと強化できれば」と意義を強調。「単発で終わることなく、継続的に取り組んでいきたい」と述べた。
さいたま市は今夏、外国人旅行者向けに日本国内で使えるSIMカードを無料配布する。スマートフォン(スマホ)など携帯端末に差し込めばインターネットが 利用できる。大宮盆栽美術館(同市)を訪れたり、市内の宿泊施設に泊まったりした人が対象で、まず2000枚を用意する。外国人旅行者から要望が多いイン ターネットの利用環境を整え、市内を訪れるきっかけにしてもらう。
国内対応のSIMカードがあれば、海外で購入したスマホでも簡単にネッ トに接続できる。利用期間は30日で、通信容量は3ギガ(ギガは10億)バイト。機能をデータ通信に特化させ、海外との通話など電話回線は使えない。自治 体がSIMカードを無料で配布するのは全国でも珍しいという。
大宮盆栽美術館や市内の宿泊施設などでの配布を予定している。無料のSIMカードを受け取った訪日観光客に、交流サイト(SNS)などを通じて画像やコメントを発信してもらう。
同美術館は2014年度の外国人来館者が約3200人と前年度より4割増えた。17年にさいたま市で開かれる世界盆栽大会もにらみ、海外での盆栽の知名度アップにつなげたい考えだ。
SIMカードはスマホに差し込んで、どこにでも持ち運びが可能。市内の宿に泊まり、食事に出かける際などでも手軽にネットを利用できる。7月をメドに2000枚を配布し、利用動向をみて今後追加するかを判断する。事業費は1000万円。
埼玉県によると、14年に県を訪れた外国人旅行者は24万1000人。前年から5割伸びた。ただ観光庁がまとめた訪日外国人の都道府県別の訪問率は 1.8%と、0.2ポイントの上昇にとどまる。首都圏や周辺の他の地域と比べても、日本滞在中に埼玉県を訪ねる外国人は依然、少ない。
観光庁によると、訪日外国人に「日本滞在中にあると便利な情報」を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「無料Wi―Fi(ワイファイ)」だった。
ただ、公衆無線LANのWi―Fiは利用範囲が限られる。SIMカードを使ったネット通信は、どこでもつながる利点がある。
川崎市で簡易宿泊所2棟が全焼した火災を受け、さいたま市は19、20の両日、市内の簡易宿泊所3施設への特別査察を行った。2施設で消防訓練未 実施や非常用照明の点灯不良など消防法と建築基準法に基づく7件の問題指摘があったが、いずれも軽微で、市は「指摘のあった施設は早急に指導を行い、利用 者が安心して利用できるよう是正の徹底を図る」としている。
査察の対象は、市保健所から営業許可を受けた大宮区のカプセルホテル2件と、岩槻区のビジネスホテル1件。避難経路の状況や夜間の防火管理体制、放火防止対策などの確認や建物の点検が行われた。
清水勇人市長は21日の定例会見で、高齢者や生活保護受給者が多く暮らす無料・低額宿泊所の問題に触れて「利用者が安全に暮らすためには法整備が不可欠。今後も国への要望をしっかり行っていく」と話した。
8月9日投開票の埼玉県知事選挙に向け、自民党埼玉県連(新藤義孝会長)が出馬を要請した天野 篤順天堂大学教授が、出馬を断った模様である。自民党埼玉県連は候補者選びに失敗し、今後の動向が注目される。
(直木 龍介)
第67回春季関東地区高校野球大会は20日、甲府市の山日YBS球場で決勝が行われ、県勢同士の対決は浦和学院が川越東を4-2で下し、2年ぶり5度目の優勝を果たした。浦学は昨秋に続く関東大会優勝。川越東は昨秋、今春と県大会決勝で浦学に敗れており、またも厚い壁に阻まれた。
◇
■左腕・小倉が力投
浦和学院は一回1死三塁、3番・津田の左翼への適時打で先制。さらに5番・高橋の中前適時打で2点目を奪った。五回には2番・台と津田の連続長打で2点を追加し、川越東を突き放す。左腕・小倉も相手打線を5安打無四球に抑える力投を見せた。
川越東は二回1死、6番・川田が右越えの本塁打を放ち1点を返す。九回には吉沢の二塁打や札葉の犠飛で1点を加え追いすがったが、そのまま試合は終了。初優勝には手が届かなかった。
◇
▽決勝
川越東 (埼玉)010 000 001-2
浦和学院(埼玉)200 020 00×-4
(川)磯川、浅見-藤野
(浦)小倉-西野
▽本塁打=川田(川)
プロフィール
カテゴリー
最新記事
P R