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さいたま市の清水勇人市長は21日の定例会見で、新幹線沿線自治体の連携強化を目的に、市内で10月に市長会議などの開催を計画していることを明らかにした。
「(仮称)東日本連携・創生フォーラムさいたま」と題した新たな企画は、清水市長が提案した。
今年3月に北陸新幹線が金沢駅まで延伸開業し、来年3月には北海道新幹線も開業する予定。さいたま市の玄関口でもある大宮駅(同市大宮区)が東日本の新幹線網の結節点としての重要性を増していくため、沿線自治体が主に経済、観光分野で協力体制を築くことを目指す。
市経済政策課によると、市は今年3月から、北海道、東北、北陸、上越の各地方の中核となる都市を中心とした15市に参加を呼び掛け。既に7市が出席の意向を示しているという。
10月26日に大宮区内で市長会議と交流会を開催。同31日には大宮駅周辺で、各地の名産や観光資源などをPRするイベントを実施する方向で準備を進めている。
清水市長は「今後の人口減少社会や、東京に集中しがちな状況を打破していくために、(新幹線沿線)地域の連携をもっと強化できれば」と意義を強調。「単発で終わることなく、継続的に取り組んでいきたい」と述べた。
ウナギが絶滅危惧種に指定されるなどしたため、2012年を最後に中止していたつかみ取りが、今回は3年ぶりに復活。約150匹のウナギが用意され、午前11時から子どもを対象に行う。
ステージショーでは午後0時15分から、ロック歌手のダイアモンド☆ユカイさんのトークとライブショーを開催。うなぎ弁当(1個 1500円、1人3個まで)の販売(午前9時半からチケット発売、同10時から引き換え)、うなぎ調理の実演のほか、市内の商品や農産物と土産品の販売な ども実施される。
問い合わせは、浦和うなぎまつり実行委員会事務局(050・5865・6609、平日午前10時から午後5時まで)へ。
さいたま市が誇る鉄道文化と、鉄道の街・大宮を広くPRするため、市とJR東日本大宮支社は23日午前9時半から午後4時まで、同市大宮区の大宮 駅周辺で「鉄道のまち大宮 鉄道ふれあいフェア」を開催する。1991年から毎年、同支社が催してきた「鉄道ふれあいフェア」が起源のイベントで、市との 共催は昨年に続いて2回目。
JR東日本大宮総合車両センター会場(午後3時半まで開催)では、特急「日光号」などに使用されているJR・東武直通特急253 系車両の試乗会を行う。午前9時50分から30分ごとに計10回、試運転線(片道約1・7キロ)を往復走行。乗車には整理券(無料)が必要で、午前9時 半、同11時半、午後1時の3回、会場内で配布される。このほか、同センターではミニ新幹線やミニSLを運転。観光列車「SLばんえつ物語号」として運行 されているC57蒸気機関車をはじめとした人気車両の展示などもある。
駅西口会場では、鐘塚公園内で新幹線沿線地域の物産展や観光PRを実施。トークショーをはじめとしたステージイベントなども行われる。トミックスワールドでは、Nゲージ運転教室も行う。
駅東口会場では、銀座通りで地元商店会によるオリジナル商品の販売などを実施。駅構内でも鉄道風景写真展や、駅弁の販売などを催す。
また、スタンプラリーも開催する。各会場計6カ所に設置されたうち、車両センターと銀座通りを含む三つのスタンプを集めて鐘塚公 園内の特設ブースに持って行くと、先着2万人にD51蒸気機関車の写真がデザインされたパズルをプレゼント。先着5千人には、大宮駅開業130周年を記念 した新幹線オリジナル鉛筆も贈呈される。
問い合わせは、JR東日本大宮支社広報室(048・642・7420、平日午前9時20分から午後6時まで)へ。
約50万冊の蔵書を備えた県立浦和図書館(さいたま市浦和区)が31日をもって閉館する。1960年に建設されたレトロな外観の同館は、耐震性の問題から廃止されることになった。
長い間、県民に利用されてきた同館の歩みを振り返る企画展「さようなら県立浦和図書館」が14日から始まった。
企画展では、同館の歴史を写真やパネル、資料227点で紹介。GHQ(連合国最高司令官総司令部)から譲り受けた「Natco映写機」も公開している。
10年ほど前、収蔵庫から見つかった16ミリ発声映写機で、同館は「戦後、GHQが民主主義の普及・啓発を図るため、全国の都道府県に貸与した。県では図書館事業の一環として、あちこち回って映画を上映したのではないか」と推測する。
本格的な図書館のなかった明治の「通俗巡回文庫」、1922(大正11)年に北足立郡役所の敷地内に開設された前身の県教育会埼 玉図書館、太平洋戦争による閲覧中止や新館(現在の県立浦和図書館)が建設された昭和、オンラインサービスで利用できるようになった平成まで、各時代ごと の歩みを年表などで伝えている。
写真は35点。県立埼玉図書館として使われていた鳳翔閣をはじめ、自動車による移動図書館や開館を待つ利用者の長い列ができた新館の落成式、特徴ある回廊のある閲覧部分の様子など、モノクロとカラー写真で伝えている。
最近では映画「北のカナリアたち」や「ソロモンの偽証」のロケにも使われた。北のカナリアたちで主演した吉永小百合さんが、回廊のある閲覧部分で撮影したシーンの写真も見ることができる。
吉永さんをはじめ、県立浦和図書館で講演した作家のねじめ正一さんやあさのあつこさん、林望さんらのサイン色紙も展示されている。
手書きの図書カードや新館の落成に合わせて発行された埼玉新聞の特集、同館を紹介したDVDなども見ることができる。
企画展を見学したさいたま市桜区の男性(64)は「学生時代から調べ物がある時に利用してきた。昔の図書館の雰囲気があり、建物としても貴重なのではないか。閉館は残念」と話していた。
19日午後2時から映画会「さようなら県立浦和図書館」が開催される。閉館後の各サービスは県立熊谷、久喜両図書館で継続していく(久喜は耐震補強工事のため、5月15日まで臨時休館)。
問い合わせは、県立浦和図書館(048・829・2821)へ。
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